2014.6.27
新型水冷R1200RT用Gentlexデビュー
水冷R1200RTのシート下には機器類が今まで以上に場所を占有しています。
特にリヤシート下にはBluetoothユニットが配置されスペース的な余裕は皆無です。
こういった機器類がシート下に配置される車種は着せ替え式のカバーを製作するKunotechとしては
とても頭を悩ませられます。
なぜならカバーの固定はシート下のベルクロ(マジック)で行うので機器類とカバーが干渉する
恐れがあるからです。
それと同時に写真で指さす部分にはシートヒーターの配線ケーブルがあり、このコネクターも
脱着しなければならないのでカバーが邪魔しないように逃げる構造にしなければいけません。
初号カバーで気付いたこのコネクター部分、次回からはコネクター端子が通る孔を設けて
シートヒーターのコネクター脱着時の作業性を向上させます。
指さす部分に孔を設けます。
今回のデザインはパターンKと命名しました!
理由はこのデザインを考案された方の頭文字からKを頂きました。
ボディーラインに合わせてサイドに分割ラインを入れて、ツートン仕様にした際に
生地の色使いによって様々に使い分ける選択を楽しめるデザインです。
今回の新型RTはK1600GT GTLと同様にシート左側のリヤシートサイドに
シートヒーターのスイッチがあります。
K1600GTLのGentlexカバーはこのスイッチ部分を外してカバーを被せる構造でしたが
今回のRTからは外さずにカバーを被せることが出来る構造を考えて採用しました。
スイッチの操作性や見栄えも良く、大成功です!
開発にご協力いただきました長野県在住のお客様、ありがとうございました。
素晴らしいカバーが完成出来て我々も嬉しい限りです。
残念ながら現在この新型RTはディーラーからの指示で対策部品の交換をしないと
乗ってはいけない状態らしく、ツーリングにも出かけられないとのことです。
早く走行時のユーザーレビューをお聞きしたいですね。